dtm.sak - 音楽理論・作曲技術

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#116: ハーモナイズ
Date: 2003/12/30 10:04:35 Tue Author: tos (tnet0004)
Parent Article: #115: ハーモナイズ
Child Article: #117: ハーモナイズ

> D に強進行するために Em と G を A7 に置き換えると
> そんなに悪くないんじゃないですか?

そう言われると、確かにそうかも。
調が D だと分かれば自然ですね。


> #まだ mp3 の方は聴いていないんですよね?

今聞いてみましたが、ちゃんと曲になっていますね。 つまり、私には
とても思いつかないメロディーだったようです。


SOL2のオートアレンジャー機能で、和音を割り当ててみました。
添付ファイルにします。一応、メロディーに合っているようです。 ^^;


tos.


[ http://www.tnet.to/filer/127/goo_melo.mid 9.73KBytes (9964Bytes) ]

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#115: ハーモナイズ
Date: 2003/12/29 05:53:32 Mon Author: GOO (tnet0077)
Parent Article: #113: ハーモナイズ
Child Article: #116: ハーモナイズ

> メロディーだけのを聞いてみましたが、どうも私にはメロディーとして
> 聞こえない(調子っぱずれに聞こえる)ので、どう和音を付ければ
> 良いのか分かりません。そもそも、何調なのかも。

調子はずれに関してふれるのを忘れました...
頭の中で想定している音階以外の音が使われると
調子はずれに聞こえるんじゃないかと思います。

自然な和音のサポートがあれば、調子はずれなメロディじゃなくなる
と思いますが、そもそも自然な和音が当てはめられない場合は
やっぱりメロディとして調子はずれと言う事もあるかも...
そこはそんなに自信ないですが、とりあえず自分ではできていると思います。

#まだ mp3 の方は聴いていないんですよね?
GOO
E-Mail: goo_n@hotmail.com

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#114: ハーモナイズ
Date: 2003/12/29 05:03:28 Mon Author: GOO (tnet0077)
Parent Article: #113: ハーモナイズ

企画参加ありがとうございます(^^;

> メロディーだけのを聞いてみましたが、どうも私にはメロディーとして
> 聞こえない(調子っぱずれに聞こえる)ので、どう和音を付ければ
> 良いのか分かりません。そもそも、何調なのかも。

たぶん前半はキーは D にしてすぐ Dm 調に移っている
と言うのが自然じゃないかと思います。
なので、メロディは全音下げてキーを C にあわせた方が
分かりやすいかも...

> あえてこじつけてコードを付けるなら、

> D-Dm-G-Em D-D-Dm-G ?

> こんな感じでしょうか。曲にならないですが。

D に強進行するために Em と G を A7 に置き換えると
そんなに悪くないんじゃないですか?
GOO
E-Mail: goo_n@hotmail.com

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#113: ハーモナイズ
Date: 2003/12/28 22:54:25 Sun Author: tos (tnet0004)
Parent Article: #111: ハーモナイズ
Child Article: #114: ハーモナイズ #115: ハーモナイズ

メロディーだけのを聞いてみましたが、どうも私にはメロディーとして
聞こえない(調子っぱずれに聞こえる)ので、どう和音を付ければ
良いのか分かりません。そもそも、何調なのかも。

あえてこじつけてコードを付けるなら、

D-Dm-G-Em D-D-Dm-G ?

こんな感じでしょうか。曲にならないですが。


tos.

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#112: ハーモナイズ
Date: 2003/12/25 18:02:51 Thu Author: GOO (tnet0077)
Parent Article: #111: ハーモナイズ
Child Article: #129: ハーモナイズ #130: ハーモナイズ

> 暇があったらこのメロディに和音を当てはめてみませんか?
> 私が当てはめてみた分はあるのですが、それを聴いてしまうと
> イメージが固定されてしまうと思いますので、
> 後日アップロードします。

やっぱり後出しじゃんけんみたいで嫌かも知れないので
アップロードはしておきます。ハーモナイズする前に
聴くか聴かないかはお好みの通りに、と言う事で。
少し後半に余計なのもついています...
GOO
E-Mail: goo_n@hotmail.com

[ http://www.tnet.to/filer/126/20031225.mp3 1.04MBytes (1098506Bytes) ]

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#111: ハーモナイズ
Date: 2003/12/25 16:10:28 Thu Author: GOO (tnet0077)
Child Article: #112: ハーモナイズ #113: ハーモナイズ

少しおもしろいかもしれないメロディが浮かんだので
話のネタにしてしまおうかと思います。

普通メロディを口ずさむときはメロディだけではなく
バックに流れるコードの雰囲気も個人個人無意識のうちに想定しながら
歌っているものだと思いますが、私の場合、メロディから作り始めると
どうしてもシンプルなバッキングしか想定していない事が多く、
本当の意味で和声感覚が拡張されてはいないんだなぁ、
と少し落ち込んだりしていました。

結果として、おもしろい進行の可能性はいろんなコードが当てはめられる、
ある意味情報不足なメロディの場合にしか出てきていなかったりしました。
例えば5音しか使っていなかったりするようなメロディです。
これなんかそうじゃないでしょうか。
http://www.tnet.to/filer/46/20001022.mid
いや、別にそういうのが悪いというわけじゃないですよ。

今回のメロディはメロディ自体にもうちょっと情報があって、
メロディ想定の時点で想定している和音もおもしろそうだった
初めてのものです。少しは感覚が拡張されてきたのか??

暇があったらこのメロディに和音を当てはめてみませんか?
私が当てはめてみた分はあるのですが、それを聴いてしまうと
イメージが固定されてしまうと思いますので、
後日アップロードします。

#作成されたものは 作曲:GOO 編曲:あなた と言う事になるんでしょうね(^^;
GOO
E-Mail: goo_n@hotmail.com

[ http://www.tnet.to/filer/125/20031225_melo.mid 390Bytes ]

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#110: SDM の仲間たち
Date: 2003/06/04 01:26:39 Wed Author: GOO (tnet0077)
Parent Article: #109: SDM の仲間たち

>> Fm/Gb は実際にそう弾くのでこう書いていますが、まともに書くと
>> GbM7(9 #11) です。Fm の 3 度下 x3 で、一応 Fm 等の
> Fmの方がテンションでできていましたか。納得です。

こういうのって Upper Structure Triad(UST) とか言うみたいです。
テンションを少なくとも一つ含む上部和音のことですね

>> 終止の繋留の方がしっくり来るんじゃないでしょうか。
> 終止の繋留というのがよく分かりません。
> 終止の延長のことかな。

そうですね。延長と言った方が良かったかも知れません。

>> G7sus4 を解決せずにそのまま次に行くというのは
>> Dm7/G と言った形で最近の音楽でも多用されていますので
> そうでしたか。Dm7/G も sus4的な和音なんですか?

Dm7/G = G7sus4(9) ですし、近いなんてもんじゃないですね。
ほとんどそのまんまです。

> こうして聞いていると、変化の少ない和音同士なら、適当に和音を
> 並べて自然に聞こえてしまえそうな気がしてきてしまいます。 ^^;
> 逆に、そう言うことなのかも知れませんね。

それでも説得力のあるものには複数の理由が重なっていることが
ほとんどですし、それを見抜いていかないと身に付かないので...
たとえば F Fm/Eb Dm7 は F Fm のサブドミナントマイナーへの進行と
Dm7 に対する裏コード的な解決が重なっているんじゃないかなとか
考えています。

それに、無造作に和音を繋げているように見えるかも知れませんが、
いや、作る時は実際そうだったりしますが、できたものは
サブドミナントマイナーに支配されていることがほとんどです。
今回のものも全部サブドミナントマイナーですし。
簡単に抜け出せるもんじゃ無さそうです。抜け出す必要があるかどうかは
わかりませんが、逆にサブドミナントマイナーのシステムを理解すれば
これくらいの広がりを持った上でまとめることができると言うことですよね。
研究の価値はかなり大きそうです。
GOO
E-Mail: goo-n@geocities.co.jp

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#109: SDM の仲間たち
Date: 2003/06/03 23:24:55 Tue Author: tos (tnet0004)
Parent Article: #108: SDM の仲間たち
Child Article: #110: SDM の仲間たち

> Fm/Gb は実際にそう弾くのでこう書いていますが、まともに書くと
> GbM7(9 #11) です。Fm の 3 度下 x3 で、一応 Fm 等の

Fmの方がテンションでできていましたか。納得です。


> 終止の繋留の方がしっくり来るんじゃないでしょうか。

終止の繋留というのがよく分かりません。
終止の延長のことかな。


> G7sus4 を解決せずにそのまま次に行くというのは
> Dm7/G と言った形で最近の音楽でも多用されていますので

そうでしたか。Dm7/G も sus4的な和音なんですか?


> むう、そう言うもんでしょうか...
> 実際の活用の中で理解した方が実用的だと思いますけどね。
> とはいえ認識できなければ意味がないので
> GM でシンセストリングスとドラムのみでコードのみ響かせてみました。

ありがとうございます。 そこまでしていただけるとは。 ^^;

こうして聞いていると、変化の少ない和音同士なら、適当に和音を
並べて自然に聞こえてしまえそうな気がしてきてしまいます。 ^^;
逆に、そう言うことなのかも知れませんね。


tos.

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#108: SDM の仲間たち
Date: 2003/06/03 05:38:54 Tue Author: GOO (tnet0077)
Parent Article: #107: 裏コードとゆかいな仲間たち
Child Article: #109: SDM の仲間たち

>> CM7|F|G7sus4|Fm/Gb G7sus4|
> Fがマイナーになっているのは、「作曲法」で言うところの陰転と
> 言うことで了解しています。

Fm/Gb は実際にそう弾くのでこう書いていますが、まともに書くと
GbM7(9 #11) です。Fm の 3 度下 x3 で、一応 Fm 等の
サブドミナントマイナー代理と判断できると思います。

> G7sus4の次が二度下行してFmになるのはなんだろうと、キーボードで
> 弾きながら考えていたのですが、これは次のG7sus4に対する倚和音
> でしょうか。

終止の繋留の方がしっくり来るんじゃないでしょうか。
良くある繋留は F G Ab Bb C と言うような進行ですが、
Ab Bb はどちらも短調からの借用、サブドミナントマイナーです。
上の Fm/Gb もサブドミナントマイナーと見なせるなら、繋留としては
十分役に立ちますし、そのようにもきこえます。

> 分からないなぁと思うのは、sus4と言うと次の和音で解決しないと
> いけなそうですが、していないんですね。

G7sus4 を解決せずにそのまま次に行くというのは
Dm7/G と言った形で最近の音楽でも多用されていますので
注目して聴いてみるとおもしろいと思います。
G7 の強い進行感を避けるため、と言う認識が一般的だと思います。

> あと、Fmの成分にGbは含まれていませんが、この音はどこから
> やってきたんだろうと思いました。テンションの音が転回してベースに
> やってきているのかな?

上でちょっと書きましたが、あくまで Gb が根音です。
Gb からは3度ずつ上に行くと Gb Bb Db F Ab C と
上の Fm に繋がっているのがわかると思います。
短調からの借用と見なせるのはこのマイナースケールに従った
構造を持っているためです。

> ちなみに、和音の話をしているのに、MIDIデータにはメロディーまで
> 入っているので、分かりにくいです。 ^^;
> GOOさんは逆に、メロディー入りの方が分かりやすいんでしょうけど。

むう、そう言うもんでしょうか...
実際の活用の中で理解した方が実用的だと思いますけどね。
とはいえ認識できなければ意味がないので
GM でシンセストリングスとドラムのみでコードのみ響かせてみました。
GOO
E-Mail: goo-n@geocities.co.jp

[ http://www.tnet.to/filer/118/20030314_chord.mid 1.99KBytes (2042Bytes) ]

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#107: 裏コードとゆかいな仲間たち
Date: 2003/06/03 00:31:32 Tue Author: tos (tnet0004)
Parent Article: #103: 裏コードとゆかいな仲間たち
Child Article: #108: SDM の仲間たち

コード理論は不勉強なのでいろいろ不明な点がありますが、
私なりにこの4小節の部分だけ ^^; いろいろ考えてみました。


> CM7|F|G7sus4|Fm/Gb G7sus4|

Fがマイナーになっているのは、「作曲法」で言うところの陰転と
言うことで了解しています。

G7sus4の次が二度下行してFmになるのはなんだろうと、キーボードで
弾きながら考えていたのですが、これは次のG7sus4に対する倚和音
でしょうか。

分からないなぁと思うのは、sus4と言うと次の和音で解決しないと
いけなそうですが、していないんですね。

あと、Fmの成分にGbは含まれていませんが、この音はどこから
やってきたんだろうと思いました。テンションの音が転回してベースに
やってきているのかな?


ちなみに、和音の話をしているのに、MIDIデータにはメロディーまで
入っているので、分かりにくいです。 ^^;
GOOさんは逆に、メロディー入りの方が分かりやすいんでしょうけど。


tos.

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#106: 裏コードじゃなかった...
Date: 2003/06/02 02:28:14 Mon Author: GOO (tnet0077)
Parent Article: #105: 裏コードとゆかいな仲間たち

タイトルについて訂正です。
Fm/Eb や Fm/Gb は裏コードの代理ではなく、
サブドミナントマイナー、つまり、短調からの借用でした。
元の DbM7 を長い事裏コード(Db7)のちょっとした変形と
長い事勘違いしたままだったんですが、
2ch で指摘を受けはっきり理解できました。

DbM7 と Db7 で決定的に違うのはスケールです。
他にもスケールは適用できますが、素直に聴いた場合、
DbM7 では Db Eb F G Ab Bb C の Db リディアンスケール、
Db7 では Db Eb F Gb Ab Bb Cb(B) の Db ミクソリディアンスケールです。

同じ場所で同じように使うからと言って区別しないで使っていると、
フレーズを作る段でおかしな事になってしまいます。
私はこれをごっちゃにして裏コードとサブドミナントマイナーが
似ていると感じていました。似ていると考えていた DbM7 は
裏コードではなくサブドミナントマイナーの代理コードだったんです。

同じように終止で使えてもそれはサブドミナント終止で、
裏コードの終止とは区別すべきものでした。

このツリーを読む場合、このことに注意してください。
ややこしくしてしまってすみません...
GOO
E-Mail: goo-n@geocities.co.jp

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#105: 裏コードとゆかいな仲間たち
Date: 2003/05/30 14:54:37 Fri Author: GOO (tnet0077)
Parent Article: #103: 裏コードとゆかいな仲間たち
Child Article: #106: 裏コードじゃなかった...

> CM7|F|G7sus4|Fm/Gb G7sus4|
> CM7|F|G7sus4|Fm/Gb|
> Am7|F Fm/Eb|Dm7 C/E|F G7sus4 Fm/Gb|のばす
> CM7|CM7 Fm7/Db|CM7|CM7 Fm7/Gb|
> CM7|CM7 Fm7/Db|CM7|CM7 Fm7/Gb|

ちょっと SMF データの方で問題を発見しました。
Am7 のところで弾き始めに D(11th) を使っているのは
かなりはずれ調子に聞こえます。Fm/Gb からトニック類への
解決なのでここはしっかりと Am7 を打ち出しておかないと
いけなかったようです。

D を C に変更したものを再アップします。
GOO
E-Mail: goo-n@geocities.co.jp

[ http://www.tnet.to/filer/117/20030529.mid 1.99KBytes (2044Bytes) ]

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#104: 作曲用の音楽理論・分析用の音楽理論
Date: 2003/05/29 22:45:32 Thu Author: GOO (tnet0077)

今まで 2ch 等で音楽理論の議論が紛糾する場合、
問題になっていた事として、今話している音楽理論は
作曲用なのか分析用なのかと言う区別ができていなかった事があげられます。

いきなり作曲用、分析用と言われてもわからない人は
こう考えると分かりやすいと思います。

企画・立案の時にブレインストーミングという、アイディアをぶちまけて
文句をあまり多く言わないようにする時間をもうける方法があります。
これは最初のうちから青田刈りのようにアイディアを刈り取っていくと
可能性の芽を摘みすぎである事が多いため、ブレインストーミングをするわけです。

それに対して実際にできているものがあって、それに対して批判的な立場で見て、
改善したり反省点を次に役立てたりするのが分析です。

作曲の時にもこれが当てはまります。

作るときに分析的な目でいちいち分析していると、感じているもの以上に
その知識に縛られてしまいます。しかし、完全に理論を忘れて
自由にしてしまうと、何をしていいかわからず逆に不自由になったりします。
なので、ガイドラインになるような緩い理論を適用したりします。

分析するときにはすでにあるものにたいしてこの理論で説明できないか、
ここは間違いではないかとか考えるわけです。

作曲用と分析用で異なる点は一言で言うと自由度です。
作曲用の音楽理論ではいざとなれば合っているかどうかはさておいた独自の理論を
構築してその場限りで使ったりします。アグレッシブな場合は
現在知っている音楽理論からはずれる事を第一とするようなやり方もあります。

分析用ではこのような裏のとれていない理論をあまり好みません。
結果が良好なものであれば別のすでにある理論で説明を試みます。

しかし、ここで取り違えがちなのが説明したという事と
その説明が対象物のすべてである事です。
説明は対象物に対する一つの見方であり、決してすべてではあり得ません。
特に、音楽はいろんな状態が重なった結果2次元的な波形になっているため、
そこから重なっている状態を読みとる必要があり、その状態が一つである事は
ほとんどありません。

このような違いを認識しないうちに議論をし始めると、
すれ違いが大きくなり、時には相手の姿勢を批判する事態にまでなります。
そのうえ、上に書いた説明と言うものに関する勘違いまで入っていると
「これを否定できるなら納得してやる」、と言うような理論つぶしの様相まで
呈してきたりします。

違いを認識しないうちに、というのは言い過ぎかもしれません。
と言うのも議論の途中で充分認識できるものかもしれないからです。
それからでも議論の立て直しには遅くないでしょう。

自戒の意味も込めて、これを忘れないように書き留めておきたいと思います。
GOO
E-Mail: goo-n@geocities.co.jp

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#103: 裏コードとゆかいな仲間たち
Date: 2003/05/29 05:17:18 Thu Author: GOO (tnet0077)
Child Article: #105: 裏コードとゆかいな仲間たち #107: 裏コードとゆかいな仲間たち

うう、我ながらベタなタイトル...

とりあえず裏コードとそれに類するコードの使い方が少々広がったので
まとめてみます。

裏コードはドミナントコードと増4度音程にあるコードで
ドミナントと同様に使用することができます。
C メジャーキーでいくと、C F G7 Db7 C のように使えます。
Db7 が裏コードです。

今回見つけた裏コードの仲間たちというのは、ここからルートを
3度音程ずつさげていった代理コードで、Bbm7, Gb7, Ebm7 などです。
この辺のコードをそのまま材料的に使うのもいいんですが、
今回はサブドミナントマイナーに似せるため、上部の構成が
Fm になるようにした分数コードとしてみました。
つまり、Fm/B, Fm/Gb, Fm/Eb のような形です。
こうするとずいぶんなじみやすかったので...

作例を添付します。
こういうコードでやっているつもりです。

CM7|F|G7sus4|Fm/Gb G7sus4|
CM7|F|G7sus4|Fm/Gb|
Am7|F Fm/Eb|Dm7 C/E|F G7sus4 Fm/Gb|のばす
CM7|CM7 Fm7/Db|CM7|CM7 Fm7/Gb|
CM7|CM7 Fm7/Db|CM7|CM7 Fm7/Gb|

リズムのせいかも知れませんが、和声的にもだいぶ
フュージョンがかってきた気がします。
こういう連結を探すのがフュージョン的な音楽への近道かも知れません。
GOO
E-Mail: goo_n@hotmail.com

[ http://www.tnet.to/filer/116/20030529.mid 1.99KBytes (2044Bytes) ]

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#102: III△で展開入れ換え
Date: 2003/05/26 05:18:35 Mon Author: GOO (tnet0077)
Parent Article: #101: III△で展開入れ換え

> // ちなみに、III△(III+) とは、C長調におけるEメジャーのこと
> // ですよね?(改めて確認 ^^;)

そうですそうです。

>> これも強進行を使った展開入れ替えのテクニックの一つですよね。
>> この辺の表現力を広げていきたいなという話ですね。
> これは借用和音による強進行を具体的にどう使うのかというテクニック
> ですよね。

??いや、借用和音に限った話ではないです。
例に挙げた tos さんの曲では I で始まり I で終わる
循環コードを2回繰り返してから、IV 始まりの循環コードに
展開を切り替えていますよね。特別な事はしていませんが、
区切りのところが I から IV への強進行になっている、と言う事で書きました。

> GOO さんが追い求めているのは、強進行以外に楽節の変わり目で良い
> 効果が得られる進行はないか、というお話しかと思いました。 ^^;

方法は特に問わないです。問題は展開の切り替えをいかに行うか、
と言う話で、どちらかというと編曲のテクニックです。
GOO
E-Mail: goo_n@hotmail.com

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#101: III△で展開入れ換え
Date: 2003/05/26 00:35:15 Mon Author: tos (tnet0004)
Parent Article: #100: III△で展開入れ換え
Child Article: #102: III△で展開入れ換え

いつもながら、話の腰を折るような書き込みをしてすみません。^^;;

しかし音楽というのは、同じ物事を議論するのに、こうも行き違いが
発生するものかと改めて寒心しているところです。(笑)


> それはすでに平行調への転調を転調と見なすかどうか

もちろん転調です。
ただ、C-E というコード進行は、C長調では有り得ても、A短調では
普通はない、という点で、転調していないのではないかと疑ってみました。


// ちなみに、III△(III+) とは、C長調におけるEメジャーのこと
// ですよね?(改めて確認 ^^;)


> これも強進行を使った展開入れ替えのテクニックの一つですよね。
> この辺の表現力を広げていきたいなという話ですね。

これは借用和音による強進行を具体的にどう使うのかというテクニック
ですよね。

GOO さんが追い求めているのは、強進行以外に楽節の変わり目で良い
効果が得られる進行はないか、というお話しかと思いました。 ^^;


tos.

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#100: III△で展開入れ換え
Date: 2003/05/25 16:26:15 Sun Author: GOO (tnet0077)
Parent Article: #99: III△で展開入れ換え
Child Article: #101: III△で展開入れ換え

>> 転調感を生んでいる、と言う事だと思います。
> 転調感があるのは III+があるからで、これを取ると
> 転調しているようには聞こえないかもしれません。

それはすでに平行調への転調を転調と見なすかどうか
と言う話になっているような気がしますがどうでしょう。
それでしたら私はどちらでもいいので転調と呼ぶ事にはこだわりません。

>> もっと初期のうちから学ぶべきじゃないかという考えはこの辺からきています。
> 「作曲法」ではこのあたりの規則は書かれていないかもしれない
> (読み落としているだけかもしれません)ので、他にそう言う記述
> がある資料などあれば教えてください。

なかなかみつからないんですよね...
起承転結を Tonic Subdominant Dominant Tonic と
割り付けて語っている事はあるのでこういうので
済ませてしまっているんでしょうかね。

>> できた事が主題です。編曲するときに困ったりしません?
> 困るほど高度なコード進行を考えたことがまだないです。 ^^;
> まだ、転調するだけで満足してしまうので。(笑)

高度って tos さんもやってるじゃないですか(^^;
http://www.tnet.to/cgi-bin/tmmboard.cgi?&Command=DispOne&Board=dtm.original&DispNo=1
これも最初の I 始まりの循環から IV 始まりの循環への
展開入れ替えを自然にやっています。
これも強進行を使った展開入れ替えのテクニックの一つですよね。
この辺の表現力を広げていきたいなという話ですね。
GOO
E-Mail: goo_n@hotmail.com

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#99: III△で展開入れ換え
Date: 2003/05/25 08:57:27 Sun Author: tos (tnet0004)
Parent Article: #98: III△で展開入れ換え
Child Article: #100: III△で展開入れ換え

> 転調感を生んでいる、と言う事だと思います。

転調感があるのは III+があるからで、これを取ると
転調しているようには聞こえないかもしれません。


> もっと初期のうちから学ぶべきじゃないかという考えはこの辺からきています。

「作曲法」ではこのあたりの規則は書かれていないかもしれない
(読み落としているだけかもしれません)ので、他にそう言う記述
がある資料などあれば教えてください。


> できた事が主題です。編曲するときに困ったりしません?

困るほど高度なコード進行を考えたことがまだないです。 ^^;
まだ、転調するだけで満足してしまうので。(笑)


tos.

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#98: III△で展開入れ換え
Date: 2003/05/24 14:34:01 Sat Author: GOO (tnet0077)
Parent Article: #97: III△で展開入れ換え
Child Article: #99: III△で展開入れ換え

> 私は違った見方をしてしまって申し訳ないのですが、
> VI のところから転調していないと考えます。 ^^;

> I7 - IV - V7 - I
> I7 - IV - V - I III+
> VI - IV - V7 - I III+
> VI - II+ - V - V
> I - ...

> C長調のままでも、自然な進行だと思うのですが。

その感覚はわかります。
けど、ここの判断で重要なのはたぶん楽節の方でしょうね。
4小節の区切りを強く打ち出していて、その始まりが VIm に
入れ替わっていると言う事が重要であって、それが結果として
転調感を生んでいる、と言う事だと思います。

具体的に例を挙げると、VIm - IV - V7 - I の I が
終わりには聞こえないんじゃないかと思いますがどうでしょう。
終わりじゃないと感じたら頭の中では Im - VI - VII7 - III
のように感じているという事だと思います。
ただ、これは以前あった I III+ のパターンを
そのとき思い出しているせいかもしれないんですけどね...

いずれにせよ楽節的な位置でコードの役割が変わってしまうと言う事ですね。
以前言ったコード進行と共にコードの位置(タイミング)を
もっと初期のうちから学ぶべきじゃないかという考えはこの辺からきています。

> III+ - VI は、つまり、vi.V - VI なので III+は VI度調からの
> 借用和音ですね。強進行だから転調していくのにしっくりいくわけです。

その通りですね。

> ただ、ああ言う位置に借用和音を置くと、なかなか効果的である
> というのは経験してみないと分からないです。

あまり進行を効果的に聴かせるためのテクニックとしては
とらえて欲しくないのですが、それもまた真ですね。
ですけど、本当はタイトルのように、自然に展開を入れ替える事が
できた事が主題です。編曲するときに困ったりしません?
GOO
E-Mail: goo_n@hotmail.com

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#97: III△で展開入れ換え
Date: 2003/05/23 23:47:44 Fri Author: tos (tnet0004)
Parent Article: #96: III△で展開入れ換え
Child Article: #98: III△で展開入れ換え

私は違った見方をしてしまって申し訳ないのですが、
VI のところから転調していないと考えます。 ^^;

I7 - IV - V7 - I
I7 - IV - V - I III+
VI - IV - V7 - I III+
VI - II+ - V - V
I - ...

C長調のままでも、自然な進行だと思うのですが。


転調しているかしていないかは余計な議論なので、注目の III+ を
考えてみます。

III+ - VI は、つまり、vi.V - VI なので III+は VI度調からの
借用和音ですね。強進行だから転調していくのにしっくりいくわけです。

ただ、ああ言う位置に借用和音を置くと、なかなか効果的である
というのは経験してみないと分からないです。


tos.

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