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#78: FreeBSD3->4 へのアップグレード
Date: 2001/03/29 05:00:22 Thu Author: GOO・豪 (tnet0077)

3.4 から 4.2 へのアップグレードを練習していたんですが、
どう頑張っても sh が Error12 を吐いてそれ以降動けなくなってしまいます。
bad system call と言うことで、カーネルとコマンド類の不整合
なのは分かるのですが、カーネルを先に入れ替えて再起動するにしても
いずれにしろ不整合は避けられそうにありません。

そこで思い出したのはハンドブックのこの部分です。
http://www.jp.freebsd.org/www.FreeBSD.org/ja/handbook/makeworld.html#Q19.4.13.5.
何度も見てはいたんですが、アップグレードしたいマシンの
環境変化に全く影響を受けないで作業できると言うことを
見逃していました。今まではアップグレードしたいマシンに
新しいバージョンの FreeBSD マシンで make buildworld
make buildkernel 済みの /usr/src /usr/obj を NFS マウントして
make installworld; make install kernel を行っていました。
ハンドブックの方法は、逆に / を /mnt にマウントし、
新しい方で install を /mnt に対して行う形です。
/usr が別スライスならそれも /mnt/usr にマウントする必要があります。

これでとりあえず installworld と installkernel 分の
インストールはできました。インストールされた環境で
mergemaster 等を行おうとしても、やはり動けませんでしたので
仕方なくとりあえず reboot しました。へたしたら / がマウント
されないんでは?と心配でしたが、IDE だったので大丈夫でした。
SCSI だと da から ad に変わったように聞いているので
fstab の事を考えるとやばいかも知れません。
環境は VMWare ですが lnc1 が lnc0 に変わって ifconfig が
通らなくなっていたせいでネットワーク接続できなくなっていました。
リモートでのことを考えるとこれは怖いですね。

その後、mergemaster を滞り無く済ませ、/stand/sysinstall
のアップグレードを済ませたところ、何とか完全に
アップグレードできたみたいです。

src が 4-STABLE だったんで 4.3-RC になってちょっといい気分です(笑)
テスト用の 3.4 だったんで意味無いですけどね(^^;
GOO
E-Mail: goo_n@hotmail.com

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