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#72: サブドミナントマイナーの世界は短3度上
Date: 2004/03/01 22:24:27 Mon Author: かない (tnet0108)
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まだ、ファイルを聴いていないのですが、先に関連
すると思われる話題を挙げておきます。

五度圏上を順番にTDS とつけていきますと、12の
音位(エンハーモニックは同一視する)に対して次
のように割り当てることができます。

C _ T
G _ D
D _ S
A _ T
E _ D
B _ S
Gb_ T
Db_ D
Ab_ S
Eb_ T
Bb_ D
F _ S

上の関係を五度圏の正12角形上に書いてみると、
90度回転に対して同じ機能が割り当てられることに
なります。

アクシス・システムで検索すればさらに詳しい解説
を見つけられるはずです。

ただし、気をつけなければならないことは、主音機
能の持つ単一調性を含む拡張的な調機能に対する解
説ではあるのですが、逆に全ての和声の機能を一義
的に明示してくれはしません。

偶成和音と呼ばれる(弱進行とも呼ばれる)機能と
和音の形が異なる物の可能性を無視して、機械的に
三種類の機能を割り当てると、理解不能の和音が続
出することになります。

それに突き詰めていくと、後一歩で現代音楽になっ
てしまう危険区域です。

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