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#146: 『作曲法ソフト』
Date: 2005/09/18 22:29:06 Sun Author: tos (tnet0004)
Parent Article: #145: 『作曲法ソフト』i
Child Article: #147: 『作曲法ソフト』に関連して。返答ありがとうございます。

私の分かる範囲内でしか書けませんが。


> @『作曲法ソフト』の802に、短調の転調がありますが、確認なのですが、
> 短調でも、X7→T  となっていますが、Xm7→T  ではないのですね。ちょっと、まぎらわしかったもので。

その通りです。


> A何の調に、転調したらいいのか?  についてですが、どこの調にも、転調可能で、近親調が無難・・・のようですが、
> 結局、『転調の選択』は、『好み』・・・ということになるのでしょうか?  たぶん・・・

好みというか、自分の期待する効果が得られる調に転調する、だと思います。


> 結局、『どの調に転調したらいいのですか?』  とは、『その調の曲の感じ』で、選択する・・・ということになるんでしょうね?

私はそうだと思います。
経験がなければ試行錯誤するしかないか、または適当に転調してそれに当て
はまるメロディーを書くかのどちらかです。


> Bついでですが、『借用和音』というものがありますが、転調の一種?  のようなものでしょうが、
> 結局、これも、『なんの借用和音』を使ったらいいのか?  疑問でしたが、『転調』のように、やはり、
> 利用する場合は、『感じ』で、選択する・・・ということになるんでしょうね?  慣れ?  とでもいいましょうか?

私も、借用和音は転調の一種だと思います。
どういう箇所でどのような借用和音が使えるか、と言うのは、練習や経験で
分かってくるものなんだと思います。


> Cコード進行についてですが、通常、+2度。+4度。-3度。などですが、自分の曲のコードを、確認したところ、
> -2度の進行が、よくあります。

「作曲法」の練習では、-2度はないことになっていますが、例外的に
VI->V7 はあり得ると書いてありました。ただし、VI->V7->IVは良くないと
あります。

ただ、「作曲法5.01」のあとがきから引用しますが、

|もちろん筆者だって、いつでも規則どおりに書いているわけではありません。
|規則どおりに書かなければいけないのは実習課題だけであって、普段の作曲
|では規則など守っていないのです。つまり、実習課題をやることで経験を積み、
|その経験によって感性が研かれ、その感性にしたがって自由に作曲している
|のであります。

とあるとおり、作曲に正解や間違いはないようです。ただあるのは、聴いてみて
良い曲か、そうでないか、だと思います。そして、良い曲かそうでないかを
自分の耳で判断するには、練習をしたり、経験を積むしかないようです。


tos.

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